2022年12月8日木曜日

初心

  

12月8日の言葉

初心

 

世阿弥の

「初心忘るべからず」という教え

 

ほんとうの意味は

「初心の芸がいかにつたないものであったか

その未熟さ醜悪さを想いだして肝に銘ぜよ

 

そうしておれば現在の芸は退歩しないものだ」

といったような意味である

 

私の教え方も 

日々反省の中で成長していきたい

本物の師に出会ったときから

本物を目指す決意は忘れない

 

自分がどんなに周りから

評価されても

 

いつも自分は未熟で

師には届かないと思う初心が

実は本人を一番成長させるものである

もうこれで十分と思ったときは

 

既に成長は止まり

下降へと進んでいるのである

 

慢心は自分では氣づかない

傲慢も自分では氣づかない

 

それを諭してくれるのが師である

 

優しいと言葉ばかりで

褒めることばかりで

 

都合の良いことばかり

口にする人の傍にいると

 

自分を見失う

自分を見失っていることすら

氣づかない

 

時には優しく

時には厳しく諫めてくれる

 

そんな人を探さないといけない

 

私は今での数人の各分野の「師」に

ついて自分の未熟さを日々痛感しながら

 

楽しく学びの探求を深めています

 

「孔子」は弟子たちに

六芸を学び以前に必須としていました

 

現代でいえば

読み書きそろばんの基本科目

それが出来なければ

どんなに知識を蓄えても

 

立派な「仁」の人には

届かないと

 

私は仁徳育成を教育者として

貫いていきたい

 

世の中や不特定多数の人に

認めて頂かなくてもよい

 

私の技量が知りたければ

技量だけ求めてくればよい

 

求める技量だけ受け取って

去っていくでしょう

 

自分の力量以上の

技量を欲張ればやがて

その重さに耐えられなくなる

 

 

私の人間性を求めてくる人は

一生付き合っていくことが出来る

 

人間性は発展拡大する

切磋琢磨の本当の意味を知る人は

少ない

 

私は氣の成り立ち

思想の成り立ち

 

漢字の成り立ちを

初心に返って

 

ご縁のある方々に

伝えていきます

 

遠方からたくさんの人が

仁徳の扉を開いて

 

来ることを願っています

 

仁徳育成塾は更なる進化変化の

道のりを歩んでいきます

 

一緒に學を楽しむ人が

増えますように

 

 

感謝 感謝 感謝

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