あなたの師は誰ですか?
人は一人では学べないのです。
正しい知識や正しい考え方は自分の中から
沸き上がってきません。誰かから何かから自分で
集めていかなければ自分に備わりません。
万象是我師(ばんしょう これ わがし)
古人は、このような言葉を残してくれました。
自分を成長させてくれるのは、自分のすべての環境であり
時々で、出会った人たちであり 別れた人であり
経験であり 苦難であり 喜びであり 感謝であり
悲しみであり 感動であり 行動・実戦であり
書物であり 言葉であり 病気であり 健康であり等々・・・
先人たちは、天を父に 地を母と呼んだ。
父母は その子のためには 何事をも惜しまず与える
愛。真心。優しさ。思い遣り・・・・
万象は、真面目にこれに師事して、尋ねる人には、正しく導いてくれる。
尋ねても与えられないのは、真心から求めていないからである。
私は 教育は知識情報だけを 伝える事ではないと思っています。
個性を生かし 育てる。生きるための学び方を 伝えるのが教育。
真心からの求め方、生き方 心の持ち方を 教えていきたいと思います。
ただ、知識を暗記したところで 人生が幸せになるのではない。
教授したものをどう生活に活かすか、生き甲斐を向上させるか
周りの人を 幸せにするためには 自分の役割をどう果たすかを
学ばなければ いけません。
書物のみの学習は信じ過ぎるのも愚かであり、
軽蔑(けいべつ)するのも 良くない事です。
万象は実は自分の心を移 鏡であり、
親子・夫婦・友人・隣人全て我が鏡である。
自分の心のままに 変わっていく。
だから心の学び方を伝えていきたい。
気学の教えは 天地の無限の正しい内なる
答えを 気付かせてくれるものです。
大自然の真理をを 心を空にして、いっぱい取り込んでください。
私の好きな言葉
「太上(たいじょう)は天を師とし、
其次(そのつぎ)は人を師とし、
其次(そのつぎ)は経(けい・・・学問・本のこと)を師とす。」(言志録)
あなたの 師は なんですか?
先生と師は違います。
教育者は学問の意味を
教えの意味を
育てる意味を正しい知識ととらえ方を
学ばなければいけない。
そうでないと、教えられる側は
たまったものではない。
先生と呼ばれて浮かれるなかれ
小手先の知識は見抜かれている。
仁徳育成塾 塾長 藤原 将裕