2019年2月17日日曜日

四恩を知る


217日の言葉

 


四恩を知る

 

人は元来、孤立して

生きるものではありません

 

生まれながらにして

親兄弟、親戚とつながりがあり、

世間とつながりがあります

 

このつながりを断ち切って

自分一人の生活を営むと言っても

 

現代のように

複雑多岐な構造をしている

社会では不可能であります

 

昔から

四恩ということを説きます

 

四恩とは

親の恩、師の恩

主の恩、一切衆生の恩です

 

運良く生きる基本は

四恩という働きを

知ることにあります

 

恩には、

大切なものが四つあり

それを四恩といいます

 

〈 親の恩 〉

自身の存在は、祖先から両親へ

そして

我が身へつながる縁によるもの

 

〈 師の恩 〉

三方の恩ともいいます

自身の平和は、

神仏のお蔭によるもの

 

〈 主の恩 〉

国家の恩ともいいます。

自身の暮らしは

国家の治安によるもの

 

〈 衆生の恩 〉

衆生とは、

生きとし生けるものすべて

自身の生存は

自然や人々によるもの

 

人は恩によって支えられ

生きることができています

 

恩は従い感謝するほど、

運良く生きられ、

逆らうほど、

苦労を呼びます。

 

 

恩を知るとは、

恩の存在に気付き

感謝することであります。

 

そして、

恩には逆らわない

ということであります。

 

人はこれだけの恩を受けて

生きているというものです

 

これは現代の人間にも

そっくり当てはまります

 

恩を知るということが

正しく生きる基本であり

 

常に、天地大自然の

恩を知ることが大事です

 

恩を知るとは

逆らわぬことであり

 

「天に従うものは栄え、

天に逆らうものは滅ぶ」

 

この理が、恩を知ることになります

あなたがこの四恩の感謝の生活をすれば

 

あなたの暮らしは

豊かになり

 

あなたの心は一点の曇りもなく

人生をまっすぐに歩んでいけるでしょう

 

あたしはそんなあなたを応援します

仁徳育成塾 塾長 藤原将裕

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