6月4日の言葉
書道の効用
最初に先生に
「お手本通りに書け」と言われます。
写書として小学校では習います
書道は、自我を捨てて
相手であるお手本に合わせなければ
そっくりにかけないのである
自分に合わさせようと
しても上達しない
まず、相手に合わせてみよう
上達はそこから始まる
写書の基礎ができると
芸術性を中学、高校期に学びます
成長の段階で
道が開けてきます
芸術性を高めるために
多くのの本物に触れ
多くの一流に師事し
そこを真似ることから
新たな基礎作り
土台づくりが始まります
本物になる工程は
どの分野を選択しても
同じである
道を究めるための
特効薬はない
決意とそれに伴い
苦難を乗り越え
そこから忍耐と継続の
大切さを学んだものだけが
匠となり
自分の道を
切り開いていくのである
「道」はそれぞれに
人生を指示している
自分に合った道を
歩んでもらいたい
あなたが苦労して
踏み固めた道は
やがて誰かが
楽しく通れる道になる
あたしが踏み固めた道を
たくさんの人が往来する時が来る
先人の賢者の歩んだ道を
歩み出した時
見えてくるものがある
自分がこのために生まれてきたことが
全身で感じられてくる
書とは祝祷の文字を土居に埋め込まれた
神聖な文書のことを言う
0 件のコメント:
コメントを投稿