2026年5月28日木曜日

慈と悲

 

5月28日の言葉


慈と悲

 

与える優しさと、寄り添う強さ

 

「慈悲」とは

ただ優しいだけの心ではありません

 

「慈」と「悲」という

二つの異なる力がひとつになった

 

とても深い生きる姿勢です

 

「慈」――与楽 

相手に安らぎや楽しみを与える心

 

誰かの笑顔を願い

その人の未来にそっと光を

置いていくような優しさ

 

「悲」――抜苦 

相手の苦しみに気づき

 

その重さを少しでも

軽くしようと寄り添う心

 

「大丈夫だよ」と言葉にしなくても

そばにいるだけで安心を

生むような温度

 

医療の世界でいえば

治療(キュア)が“慈”であり

 

心の癒し(ケア)が

“悲”にあたると言われます

 

自立とは誰かに

頼らないことではなく

 

女性の自立は

「全部ひとりで頑張ること」

ではありません

 

むしろ

“慈”と“悲”を自分自身にも

向けられる人になることです

 

自分に「慈」を向けるとは

無理をしすぎている自分に

休む許可を与えること

 

小さな喜びを自分に贈ること

「よくやってるね」と

自分の味方でいてあげること

 

 

自分に「悲」を向けるとは

心が痛んだとき

 

その痛みを否定せず

そっと抱きしめてあげること

 

「苦しかったね」と

自分の涙に寄り添うこと

 

心を整えるとは

“慈”と“悲”のバランスを

自分の中に育てていくこと

 

誰かを大切にする力と

自分を大切にする力は

 

本来ひとつの根から

伸びる枝のようなものです

 

どちらかだけでは折れてしまう。

どちらもあって

初めてしなやかに生きられる

 

今日のあなたへ

 

あなたが誰かに

与えてきた優しさは

 

必ずあなた自身をも

支えています

 

そしてあなたが

抱えてきた痛みは

 

あなたの深さとなり

誰かの救いになる日が必ず来ます

 

“慈”と“悲”は

あなたの中にすでにある力

 

それを思い出すだけで

心は静かに整い

未来はやわらかく開いていきます

 

#自立#心の整い#生き方#心根

0 件のコメント:

コメントを投稿